半月板損傷

天才バカヴォン 蘇るフランダースの犬の半月板損傷のネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

あの不幸すぎた「フランダースの犬」のネロ君と愛犬パトラッシュが人間界への激しい憎悪で闇落ち!そしてバカボン一家の底抜けの純真さに触れて浄化されるって、バカバカしくも何だか無理のない、妙にしっくりくるプロットだ。

今風っちゃ今風の小気味良いテンポのあっさりテイストで、これはこれで別に嫌いじゃないんだけど、やっぱりバカボンといえばコテコテの赤塚ワールドのナンセンスを期待しちゃってた自分がいた。
いくらでもバカバカしくできただろうし、グッとくるシーンも作れたろうが、全方位において寸止めで、ポイポイしちゃう感じ。

レレレのおじさんや本官やウナギイヌなどTHE赤塚ワールドなキャラたちもカメオ出演程度で存在感はないし、あくまでも「鷹の爪」的な世界観にバカボン親子がコラボ出演したといったノリみたい。

「鷹の爪」の感じをあまりよく知らない俺からすると、正直どこか乗り切れなかった。
半月板損傷

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