このレビューはネタバレを含みます
われ、山に向いて瞳をあぐ
救いは、いづこより来たるや
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2年半経った
これからが俺の本当の人生が始まる
アウシュビッツを生み原爆を落とし
数々の殺人を繰り返してきた人類こそ
地球上最恐の野獣だ
平和な仮面をかぶって野獣であることを隠している天下泰平の奴らに
人間の本当の姿を教えてやる
私はこの日を待ちにまっていた
荒れ狂った海でアンタと二人っきりになれる日をね
人間の性は善でしょうか神納さん
あんたの日記は高校時代全部コピーしておきましたよ
俺はアンタの子じゃない！犯罪者の子だ！
俺はアンタより其方を愛している！
神に叛逆する破廉恥漢をね！！
みよ、我邪曲(ﾖｺｼﾏ)のなかに生まれ
罪にありて我が母我を孕みたりき
主よ仇をかえすは汝にあり
神よ仇をかえすは汝にあり
願わくは光を放ちたまえ
お兄ちゃま可哀想
私ね、子供の時からお兄ちゃまを思うと胸が痛んだの
君の中には僕の母がいる
イイエ、私だけ
アナタを死ぬ程愛している私だけ
・Entartun
・アウシュビッツ ダビデの星✡️
・男だけどめちゃくびれとる
・言葉責めのDT感が強すぎて(´･_･`)
・われは海の子
・シェパードタンに何舐めさせとるんじゃ〜！！
しょっぱい顔しちゃってるじゃん
・ピアノソナタ第23番熱情
第3楽章ベートーヴェン
・ショパンノクターンOp.9-2 夜想曲
・エリーゼのために
・聖書の一節唱えられたくらいで怖気付くなんて妖怪か悪魔か何かなのかこの
・口淫の表現に喉のアップ
真面目な考察しようと思ったけど
賢者タイムで無になったので終わる
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達也さん。こんな形でお別れすることをお許しください。
カソリック信者である私が自ら命を絶つことは、神に背くことです。
でも、私はもうとっくに神に背いていたのです。父とのあいだで男女の関係が生じたのは高校2年の夏でした。罪の意識に慄きつつ、私は、父に案内され悦楽の世界へと入っていったのです。
少女時代から貴方のお嫁さんになることを夢見つつ、反面、貴方がひどく遠い人であることに、いつも微かな焦燥を感じていました。でも、不思議なことに背徳の世界へ踏み入った時、貴方が急に近くなった気がしました。
本能でしょうか。
それともお互いが背負う原罪が、無意識にそう、思わせたのでしょうか。
ダビデの星は貴方につけられるまでもなく、目に見えない私の胸に、輝いていたのです。
達也さん、私の最期のお願いを聞いてください。蛭川源平を殺したのは私です。そして、私は死を選んだのです。私の胎内にある貴方のスペルマが蛭川と同じである限り、それは成立することでしょう。
貴方を限りなく切なく愛したであろう、本当のお父様はきっと、お許しになるでしょう。私は、彼と共に旅立って行きます。
さようなら、お兄ちゃま。
沈黙を続ける神を憎む限り、神は私たちの胸に生き続けるのです。
