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ギヴァー 記憶を注ぐ者のmikaのレビュー・感想・評価

ギヴァー 記憶を注ぐ者(2014年製作の映画)
3.2
いかなる争い・揉め事のない平和な社会が気づかれた世界が舞台。
そこでは飢餓も貧困もなく、完全に平等。過去の記憶を持たない住民は、感情の高揚を抑制する薬を飲み、常に正直でいることが義務付けられている。

過去の記憶を唯一蓄えている賢者ザ・ギヴァー(ジェフ・ブリッジス)から、人類の記憶(歴史)を日々伝達されることになったジョナス(ブレントン・スウェイツ)は、人々から排除されいる〈気候〉〈色彩〉〈音楽〉〈愛情〉〈夢〉といった様々な事象の存在を知っていく。
やがて〈戦争〉や〈殺人〉を目の当たりにし、差別のないコミュニティーの裏側に隠された秘密と真実、そして限界を痛感することになる。

モノクロ映画なんですが、ジョナスが記憶を取り戻していくことにより、映像に色がついていくんですよね。人の記憶は色鮮やか。
その演出が非常にユニークで面白い。

そして何と言っても、絶大な存在感を醸し出すメリル・ストリープ。
さすがです😅

なんか壮大なテーマだと思うんですが、最後がいまいちしっくり来ず。。
すぐに忘れてしまう作品になったかも(ぉぃ
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