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ギヴァー 記憶を注ぐ者のtakaのレビュー・感想・評価

ギヴァー 記憶を注ぐ者(2014年製作の映画)
2.4
恐れや憎悪といった人間の本能的な感情を持たず、完全に平等で争いもない平和な理想郷。
理想郷の中で唯一許されし者だけが持つ負の記憶を伝える能力。その力を伝承する「記憶を受け継ぐ者」に選ばれたジョナス。
やがてジョナスは隠された暗い過去を知り、理想郷に疑問を抱き始める...

自虐的戒めや思想が色濃く反映されている作品。
本能的な感情が抑制されている状態と、解き放たれた状態とを色使いで表現していてるのが印象的で、近未来SFの世界観に引き込まれます。

がしかし、そんな世界観もラストで台無しに。それまでが良かっただけに…拍子抜けです。
ラスト重視派には向かないかと。
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