ガーコ

ギヴァー 記憶を注ぐ者のガーコのレビュー・感想・評価

ギヴァー 記憶を注ぐ者(2014年製作の映画)
4.0
色のない世界…。

人々は皆平等に、差異のない世界で、「家族」というコミューンの中で生活することを強いられています。

人殺しを「解放」という言葉で言い換えて、まるでその世界が幸せそのものであるかのように装う人々。

誰も疑うことをしない中で、唯一記憶を継ぐ「ギヴァー」だけが、真実を受け継ぎます。

愛や感情の高ぶりを感じたギヴァーは、偽りの世界を救う為に脱走するのです。

規律か自由か…。

人間にとって本当に大切なものは何かを問いかけている映画です。

終わり方が勿体ないのが唯一の心残りでした…。
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