突然亡くなる直前のジェームズ・ディーンと(個人的には知らなかったが)世界的写真家デニス・ストックが出会った数か月を描く。スターダムに登り詰めようとしながらもそこから逃れるように安らぎを求めるディーンと、自らの周囲とうまくいかず将来が見えていなかったストックという違う立場の2人が、束の間知り合いつつお互いを認めていく過程は興味深かったが、ただ史実の再現をひたすらやった感じで話は高くも深くもならず、淡々としたまま2時間近くを要してしまった感じ。見せ方次第でもっと心に響くものにもなった気がするのだが...