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人生は小説よりも奇なりのPRddのレビュー・感想・評価

人生は小説よりも奇なり(2014年製作の映画)
5.0
3回目の鑑賞。
主題曲はショパンのop57「子守唄」。温かく、愛するものを見守り、安心と信頼の眠りへ誘う。間に苦悩のベートーベンも忘れちゃいけない。
NYの暮らし、いろんな愛、優しく強く、余韻に浸る映画。ラストが本当に大好き。Very handsomeな救世主というロマン加減もいい。親しき仲でも同居することですれ違いや憤りがあるけれど、それぞれが思いあってるという事実こそ大切。そして長年一緒にいるとは、真のパートナーとはどういうことか、という全てのカップル、家族への問いかけがあります。なぜ、同性婚にしなければいけなかったのか?という意見もありますが、長年の事実婚から正式に夫夫になることこそ意味があり、それゆえの言われなき壁にぶつかるのです。でも周りが世間がNO!と突きつけても、やっぱりこの2人の愛は永遠なのですよねー!逆に同性婚も異性婚も同じように、1つのカップルとしてとらえてるからこその設定だと思うんですが……
最近やりすぎ音楽が多い中、こういう「塩梅」の映画があって嬉しい。
アミューあつぎ映画.comシネマにて
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