エソラゴト

コングレス未来学会議のエソラゴトのレビュー・感想・評価

コングレス未来学会議(2013年製作の映画)
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『マップ・トゥ・ザ・スターズ』
『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』
そして今作『コングレス未来学会議』

最近観た映画での共通点は、
・非アメリカ人監督
・題材がエンターテインメント
・アンチハリウッド

ハリウッド関係者の実名がバンバン登場し皮肉や嫌味とも捉えられるが、ハリウッドとは一定の距離を置く外国人監督だからこそ出来る所業なのだろう。(そんな中、オスカー受賞の『バードマン』はある意味突き抜けてるのか?)

前半は本人役の女優ロビン・ライトの半生を綴るほぼドキュメンタリーに近い展開、後半は20年後の彼女があるモノによってもたらされる作用をアニメーションで描写。

どこまでが現実でどこまでが幻想幻覚なのか、はたまた夢の中なのかが段々と分からなくなってきて、アニメパート途中から置いてけぼりを食らってしまった…。

監督インタビューでは「テーマはそこまで哲学的ではなくもっと単純なものなので構えず観て欲しい」と語っていたが、自分には1度観ただけでは理解出来ず…。もう1度観てあれこれ確かめたくなった。

現実と幻想世界を描く点で『マトリックス』を想起してしまったが、そう言えばキアヌの名前が挙がったのは只の偶然?