トム・クルーズがカッコ良い映画。
恐らく中国のアリババが出資してるからか、張静初がモブでねじ込まれてたり、オペラで中国の話の『トゥーランドット』が演目になってたりと、如何にもな要素はあったけど、それ以外は普通のハリウッド大作として成立してて問題はなかった。
驚いたのは、前に劇場公開で観てたのに、その事すら覚えていなかったってこと。
この手のアクション娯楽作品は、印象的なシーンやド派手なアクションなどは記憶に残るけど、肝心のストーリーは忘れ易いのだろうか…お陰で、ところどころ既視感はあったものの、初見みたいに楽しめた。
結局、あの女スパイの真意が分からなかったのだが、ミステリアスにしておきたかったのだろうか。
両陣営の凄いはずの男が、女一人に振り回され続けるのは意味が分からなかったが、男はそんなモンってメタファーだったのかな?…男は呆気なく始末されるし。
片手間に見るならダメだけど「ちょっと前に出てきたことは覚えてる」くらいの集中力で観れば迷子にならないくらい、分かりやすく構成されており、流石は娯楽超大作だなって、変な意味で感心した。