なんゆう

ミッション:インポッシブル ローグ・ネイションのなんゆうのレビュー・感想・評価

4.3
M:I-5。続編の中では5作目にして1作目以上に面白いと思った作品でした。
前作までに登場したベンジー、ブラント、ルーサーが登場します。今回は、IMFがCIAに吸収されて、イーサンがCIAに追われるという展開がありますが、前回も同じような展開で、イーサンの活躍にはIMFという組織は関係ないようです。これって組織としてはどうなのかと思います。
ローグ・ネイションのローグとは「ならず者」のことで、犯罪組織シンジケートを意味しているらしい。ここに潜入している英国諜報部員イルサとの駆け引きがおもしろい。
序盤のオペラ劇場のシーンはトゥーランドットが演じられる中、オーストリア首相の暗殺を食い止めるためにイーサンが取った行動はすごかったし、バイクによるシーンも、取ってつけたようなM:I-2とは全然違うすばらいアクションでした。
水中でどつかれるシーンでは、間抜けだ、死んじゃうじゃん、と思ったけど、しっかりフォローがあったし。
オーストリアの首相を殺したり、英国首相を人事不明に陥らせたりと、なんでもありでした。
そうそう、冒頭の離陸する飛行機にぶら下がるシーンも、トム・クルーズが生身で演じたことが公開当時話題になりましたよね。
ミッション・インポシブルシリーズをまだ観たことないよという人には、最初にこの作品を観るのをおすすめしたいと思います。
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