井出

ミッション:インポッシブル ローグ・ネイションの井出のネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

今回は、男の友情がテーマだろう。世界平和と好きな女の子をものにするため、仲間たちと助け合うという、男のロマンをすべて実現してくれたんじゃないかと思う。特に、普通の男子が共感できたのは、ベンジーだろう。基本的にはポンコツで、ゲームが好きで、ただただイーサンを信じる、それだけなのに、最もトムに信頼されているというね、一緒に頑張るって言うのをきっとイーサンも信じてたんだろうと思う。泣けた。イーサンも女を信じ続けて、勝ったし、この映画は、きっと信じることが強さだと、言いたかったに違いない。萌えない男子はいないだろ。
しかも、女側は女側で疑念をもたせ続けて、観客自体もイーサンか、MI6か、みたいな揺れ動くけど結局イーサンという感じも、単純だけど、萌えたんじゃないかな。
しかも飽きさせない。初っ端からスタントで、そのあとアクション、水の中から命からがら生き延びカーチェイス、スパイっぽい基地とか、道具とか、お馴染みのマスクも、爆弾止めるのも出てきたし、最強の敵に女が勝つとか、もーミッションインポッシブルのいいとこ全部やっちゃいましたみたいなね。男の友情っていうテーマさえなければ、ありきたりだという人も多かったと思うけど、分かってて友情をテーマにしたんだろうな、監督も。さすが脚本家あがり。
エイリアンシリーズ同様、素晴らしい監督を紹介し続けたスタンスもいいしね。全員男だから、作り手も、男の友情で繋がっているんだろうし、とにかく男くさ〜い映画だった。
4Dもよかった。
井出

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