不条理な映画である。
所々にクスクスなる様なエッセンスが入ってる。
そして「さよなら、人類」というタイトル。
どうゆう意味なのだろう?
サヨナラした人類の事なのか
サヨナラすべき人類の事なのか
同じセリフ
同じクダリがいくつか出てくるのも気になる。
電気を流されているサルの横で、女性がずっと電話をしている。
サルは我々の人類の事をさしているのか?
自分たちで自分たちを不自由にしているよって事なのか?
そして衝撃的なシーン。
大きな鉄の塊の中に黒人の奴隷が入っていく。(塊にはBOLIDENの文字)
そして火にかけられる鉄の塊。
そしてグラス片手に眺める貴族たち。
なんと恐ろしいシーンなんだろう。
セールスマンの片方が叫ぶ
「人を利用して、欲望を満たすのか?!」
何度か叫ぶ。
これが真理な気がする。
そして最後はハトの鳴き声に皆が一斉に反応して物語は終わる。
サッパリわからない!
サッパリわからないけど、嫌な感じはしない。
きっと何かあるはずなんだ。
不思議な映画だった。