みみみだ

さよなら、人類のみみみだのレビュー・感想・評価

さよなら、人類(2014年製作の映画)
3.8
一度みて理解できる代物ではないと感じた。
タイトル通りの内容ではないようには感じたが、猿やファラリスの雄牛をみて、明らかに皮肉的な要素は見て取ることもできる。すなわち、鵜呑みにすべきではないが、参考にすべきではあるということだ。
そうしたことを考慮に入れることで、映像という絵画を数十枚集めたこの作品を漸く理解しようとどっしりと腰をおろせるというものである。ただ、やはり、この作品は一度みた限りでは、最後の空を見上げる人々といい、終末論的ではないにしろ、人類への警鐘が最も大きな題なのでは?と思ってしまった。それは自分の思慮不足であり、知見不足であるが、それを片隅におきつつ、2週目も楽しめる考察要素に富んだ作品である。
一方で、ストーリーは合ってないようなものなので、そう言ったものは期待してはいけない。
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