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あやつり糸の世界のlamiのレビュー・感想・評価

あやつり糸の世界(1973年製作の映画)
5.0
ブルーグレーにオレンジが鮮やかに映える。終始一貫した色彩とスタイリッシュな映像に魅了された。

どの人間も無感情で冷笑的。淡々と低いトーンで話す。まるでコンピューターによって操られた機械のようで。

世界観が好き過ぎて、チープさも目立つけどどこも愛おしかった。画面がたくさん並ぶ部屋、序盤の不思議なパーティー会場のシーン特に好き。

この時代に仮想世界を舞台とする映画があるということがすごい。色々な映画監督に影響を与えたらしい今作。SF映画あまり詳しくないけど、観ると納得。
現代もまさにこうなりかけていると思う。
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