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第三世代のchaooonのレビュー・感想・評価

第三世代(1979年製作の映画)
3.5
1970年代末ベルリン🇩🇪思想や理念を持たず、ただ目先のスリルだけを追求するテロリストたちを描くシニカルコメディ🖤

コンピューター販売の不振に悩む企業家が街でテロ事件が起これば警察が捜査用にコンピューターを導入するのではないかと考え、若者たちを集めテロを企てる…という展開。

う〜ん、率直によく分からなかった😇
最近こんなんばっかりで、自分の思考力・理解力に日に日に自信がなくなっていくのだが😂

こちらはニュー・ジャーマン・シネマの鬼才ライナー・ベルナー・ファスビンダーの最も自由で最も難解と言われてる作品のようなので、まあ私程度が理解できないのは不思議ではないということで安心😌
フィルマや他のレビューサイトを読んでなるほど?そういうことなの?皆んな頭はいいな〜って感想しかない😇

差別と侮蔑、SEXとドラック、テロと戯れ。
なんかとにかく混沌とした映画だったし、変な方向に発せられるエネルギーが凄かった。
描きたいものの全体像には私の思考は遠く及ばないが、社会風刺だったりはなんとなく感じられた。

ファスビンダー作品も何作か観てきたので、個性的なキャラクターたちを演じるファスビンダー常連さんたちが集う感じは面白かった😋
『マリア・ブラウンの結婚」のハンナ・シグラが相変わらず魅力的😍
同作で身体に物言わせていたギュンター・カウフマンも今回もハッスル(死語)
ひとつ前に観て印象的だった『13回の新月のある年に』でトランスジェンダーを演じていたフォルカー・シュペングラーが今作でも女装をするシーンがあったり!
この方、普通に男性を演じる方がなんか色気があってドキッとしたわ🫢(それは私が女だからか)

若いウド・キアが何気に出ていてびっくり❣️
そして突如レオタード姿で美脚を披露してて更にどびっくり🤣
これ観たのでなんか観てよかったなあと思えた😇
ありがとう、ウド・キア😌
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