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シーヴァス 王子さまになりたかった少年と負け犬だった闘犬の物語のshunsukeのレビュー・感想・評価

4.5
「力の論理」がいかに危うい結果を生み出すかという危機感という点でモフセン・マフマルバフの『独裁者と小さな孫』に共通する部分があるが、『独裁者と小さな孫』やや政治色の強い作品に仕上がっていたことや説明調な部分で気にくわないシーンなどもあったことから、子供の日常性にそうしたテーマを内包させたと思われるこの作品を上位に上げる。言葉ではなく、少年の眼差しに全てを込めている。#Filmarks2015
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