このレビューはネタバレを含みます
実際に起こっている出来事と、それが事務作業のようにこなされる落差が興味深かった。
しかし、ずっと同じことが一定のトーンで行われるので次第に退屈に感じてしまう。
主人公の仕事に対する不満が、人を機械的に殺すことへの苦痛からではなく戦闘機乗りたいというのも何かもやもやしながら見てた。
リアルではない虚無感は、自分にも通じるものがあるので理解できるんだけど、市民を非人道的に殺すことの残酷さとどっちを描きたいのか、どっちも描きたいのか混乱してしまった。
奥さんが浮気しといて逆ギレした挙句別れを切り出すのは萎えた。