カレス

わたしに会うまでの1600キロのカレスのレビュー・感想・評価

4.0
IMDb 7.1
吹替/字幕
アドベンチャー
原題 : Wild

アウトドア系が好きなので楽しい
シリアスな回想は😱

リース・ウィザースプーンの映画は「キューティ・ブロンド (2001)」「恋人はゴースト (2005)」しか見たことないが、今までで1番魅力的だった。「こんなに可愛くないリース・ウィザースプーン見たことある? 私はない」というレビューを読んだが、かわいいだけの役柄ではなくて、実話に基づいたある女の堕落と更生を演じたので「体当たり」だったのではないか。かなり際どいシーンもあったけどリアルだった。その素顔がカッコよかった。パシフィック・クレスト・トレイルの途中、街中に出てジェリー・ガルシアの追悼ライブを見に行くために、宿泊所で足のムダ毛を剃っているシーンはスッピンだと目を見張ったが、トレイル中はきっとずっと日焼け止めだけでスッピンだったと思う。

パシフィック・クレスト・トレイルは美しかった。自分としては、靴を崖から落としてしまってサンダルにガムテープで歩いた話とか、途中で荷物のムダを指摘してくれるボランティア❓など人々との交流やトレイルの様子に集中して鑑賞したかったが、立ち直るためのトレッキングなのでつらい回想シーンは必須なんだろう。

トレイルは男ばかりで女が少ない。そういう趣味の女性が少ないのもあると思うが、男に襲われる心配から女性は少ないのかも知れない。熊が多数出没する山道に無防備で行く人はいないのと同じかな。品のない二人連れが出てくるが、あれはヤバかった。催涙スプレーなど護身用に携帯すべきだ。その後、テントを張って善良そうな男3人と話している時も疑心悪鬼になって心配になった。実生活で、実際にいつもそう感じていると言う女性もいるだろう。持論だが、子どもの時から男の子には女の子に優しくしなければいけないとキッチリ仕込むべきだと思っている。

「マイ ビューティフル ガーデン (201 6)」「足跡はかき消して(2018)」「ザリガニの鳴くところ(2022)」と並ぶ自然の美しい映画だった。リース・ウィザースプーンもカッコよかった。彼女は「ザリガニの鳴くところ」の制作に携わっているが、今後の映画の仕事はほとんど制作の仕事で、女優としての予定はないようだ。

【トレビア】主人公は靴のサイズが合ってなかったのでREIに電話して対応してもらうのだが、それがけっこういい話。
"REI co-op"
https://www.rei.com/b/rei-co-op

エイミーという友だちが出てくるが、ギャビー・ホフマンという女優で元子役で活躍した。
「フィールド・オブ・ドリームス(1989)」では主人公(ケヴィン・コスナー)の娘役
「めぐり逢えたら(1993)」では(ジョナの航空チケット手配した)ジェシカ、ジョナとジェシカが "RETURN OF JEDI" の銀河皇帝の王座みたいなイスに2人で座ってるのがかわいい。ジェシカの名前は今でも覚えている。

Disney+は配信終了
Apple TV+ で204円でレンタル
サブスク契約していなくてもレンタル可能
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