mycocide

幸せをつかむ歌のmycocideのレビュー・感想・評価

幸せをつかむ歌(2015年製作の映画)
3.5
08/12/15

子供がまだ小さい頃に離婚したリッキーは自分の夢を追いかけ続けていた。それから長い月日が流れ、そんな彼女の下に元夫から長女を助けて欲しいとの電話がかかってくる。それがきっかけでまた家族と再開するのだが、上手くいかないのであった…

リッキーはずっとロックスターを夢見ており、家族を捨てる形で逃げていた。家族たちはそんな彼女のことが苦手でだし、リッキーも自分が妻としても母親としても失格なことも理解しているからこそずっと家族に会えなかった。元夫は再婚して幸せな家庭を築いているし、子供達もすっかり大人になりリッキーを必要としていない。尚更LAで惨めな生活をおくる自分と比較してしまう。しかし娘が鬱病で悩んだ時に少しだけ自分を必要としてくれていると感じた時の彼女は生き生きしていたと私は感じました。

リッキーを演じるメリル・ストリープが可愛いのなんの。いい歳して売春婦みたいな格好をして(作中でいわれてた)売れないバンドで一生懸命歌を唄う彼女は素敵でした。あと娘役に本当に自分の娘のメイミー・ガマーを起用したのはグッジョブ!と言いたい。
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