このレビューはネタバレを含みます
予告が面白そうだなと思い鑑賞。
目的がはっきりしていて、伏線回収も上手かったので面白かった。
最後にゲイツだけ死に3人が生き残るのだが、警察の事情聴取の時に全てをゲイツのせいにしてるところがいいなと思った。彼の最後の言葉から思いを汲み取って、そうしていることを感じられたから。
彼らがやったことはどう考えても悪に部類するものだ。けれども、憎めないなと思う。
死んだ友人のために、犯罪まで犯してここまでするということは、とても難しい。
父親を見つけ、友人の骨を預ける。"それだけ"のためにこのような大きいことを起こすなんて普通ならしないだろう。
現代社会の問題を提起しつつ、そこにスパイスを加えたこの作品は良作だと思った。