mf

予告犯のmfのネタバレレビュー・内容・結末

予告犯(2015年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

悪事を働く者にネット放送で制裁を加える四人組の組織、シンブンシ。彼らのうちの一人、主人公奥田はITブラック企業に派遣として勤めていたが、社長と周辺の嫌がらせにより職を失う。なかなか次の職が決まらないところ、声をかけられ不法投棄所で働くことになる。そこでノビタ、カンサイ、メタボ、ヒョロと出会う。親密になるにつれそれぞれは境遇や夢を語るようになる。ヒョロはフィリピン人の母とフィリピンにいたが、日本人の父親を探しに日本に来るために自分の臓器を売っていた。過酷な不法投棄所での仕事が堪えヒョロは死んでしまった。父親の名前だけを頼りに日本にきたヒョロの意志を果たすため、四人はシンブンシを結成し、ヒョロの名前を広め、亡きヒョロと父を引き合わせようとしていく。


どんなに小さなことでも人は動く。それが誰かの為になるのなら。それがこの作品のキーワード。意外にもホロっときたし、予想外の作品だった。


どーでもいーけど、映画前の宣伝見てて思ったけど、どれもこれも原作漫画とかドラマの延長とか原作小説とかばっかだなぁ。日本に映画脚本作家はいなくなったのか。
mf

mf