全てがパーフェクト
公開時に見たので7年越しの再鑑賞だったが、あの時とは映画の見方が随分と変わったなと、観ながら感じていた。
シンディシャーマンのオマージュからソールライターの写真のような絵作り。…
原作を読むとテレーズからキャロルへの憧憬が物凄い。だが映画で観ると原作以上にキャロルの心情が響いてくる。
恐らく女性のみが恋愛対象であったはずの彼女は、強制的異性愛の社会においては結婚するしか選択…
暫く余韻に浸りたい映画。
ケイト・ブランシェットとルーニー・マーラの視線と台詞の絡み合い、全てが無駄のない美しさに感嘆。
若さ故の苦悩と葛藤の中、数々の正直な胸の内を吐き出すテレーズ
の言葉、品…
1回目 2021/12/21 ★3.9
クリスマス映画なのかなぐらいの気持ちで見始めたら全然違う展開だけど、ただただ美しくて切なくて『牽かれ合う』とはこういうことか………となった
2回目
リバイバ…
儚く美しく実に映画的である。
ケイト・ブランシェットが登場から麗しく、カッコよくもあり、時に悲壮感を漂わせ、クローズアップが本当に画になる。
とはいえ、ルーニー・マーラもこちらはこちらでテレーズの…
女性同士が愛し合う映画、マルホランドドライブも良かったけど、こっちもいい。
マルホランドドライブは妖艶で、こっちはエレガント。
クリスマスの雰囲気と、寒々しさが、より恋しさの表現を引き立たせてた…
主演の2人が最初っから最後まで美しい素晴らしい映画。
キャロルとテレーズの性別関係なしに「人」と「人」として惹かれあっているんだなってのが感じられる関係性が良かった。
キャロルがウインクするシー…
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