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キャロルのkiritoのレビュー・感想・評価

キャロル(2015年製作の映画)
3.2
【究極の愛はどこへ向かうのか】

最初の20分。

眠い(( _ _ ))..zzzZZ
睡魔との戦い。
全体的に暗いよ!
話が見えないよ!


あるシーン以降。

おろろ。←kirito覚醒。
お、お、お、おう。そうくる?そうきちゃう?
この先予測不能すぎるw
え、マジか。
なるほど、そのための冒頭のあの図ね。
いや〜いい終わり方!


こんな感じでした!

評論家のものといっても過言ではないレビューが既にあがっていて、レビュー終わり*\(^o^)/*と非常にしたい笑!



ところですが、備忘録も兼ねて私なりに一応…


おしくもアカデミー賞作品賞のノミネートを逃しましたが、確かに選ばれそうな作品でした。


テーマは女性同士の恋愛。いや、最愛ですね。

全ては【1952年】という時代が生んだ一種の悲劇とも言えるのではなかろうか。
これを悲劇と捉えるかは別として!
やはりこの時代ではこういう関係は御法度だったんでしょうね。


えーと
とっても評価が分かれそうな作品です。
一緒にみた3人でもわかれたので…
特に男女では大きく異なるかも?


まず、今作は女性が【強く逞しく綺麗】に描かれる一方で登場する男性は【弱く卑怯で醜く】描かれている気がしました!
何人か男性が登場しますが、なんか下心が丸見えで自分勝手なんですよね(´・_・`)



とにかくキャロルとの出会いで人生の全て変わってしまうテレーズ。
愛には理由なんていらないんでしょうね。
出会う前と出会った後、ある事件の後のテレーズの性格や行動に注目してみてください。
本当に色んな変化があって、とっても細かく計算された心理描写が彼女の行動に反映されてると思います。


そして、今作ってすごく真面目な作品で、こう紹介するのは本当にどうかと思うんです。

でも、悲しいかな男性陣が絶対に喜ぶであろうのは2人のベッドシーンでしょう。
結構ガッツリ!
特にルーニーマーラーの裸体には目を奪われるはず。
ガッツリ乳もでます。

このシーンのケイト・ブランシェットの
『(あなたは)とても美しい』
という一言に
思わず
『それな』って素で言ってしまいそうになるくらいには綺麗でした_| ̄|○


何度もいいますが、決して変な意味で観るシーンではないです!
極めて真面目なシーンです!


そして、冒頭のあるシーンが、後半にもう一度使われるんですが、その間の話を観たか否かでこんなにもその同じ構図から感じる印象が変わるのかという驚きを味わいました。
そう、これはあのゴーンガールの時と同じですね!


最後の余韻の残し方は絶対に好きな人が多い。
女性を中心にオススメです☆
裸を観たいという不純な動機で見ると多分しっぺ返しを食らうほど重い作品で、そしてとても綺麗な作品だとここに記しておきます。

試写会にて
@ふぁるる、Yuki君。

2016.1.15
(グレンミラー物語→パディントン→本作)
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