恋に落ちた瞬間が本当に呆気なくて、もう二人は始まったの?いつの間にこんなに?って思ってしまうけれど、その考えがとっても無粋だなと自分で感じる...。
視線がぶつかった瞬間にもう恋が始まるんだけれど、それからも視線の演技が素晴らしい。見てるこっちもぴりぴりするぐらい熱かったり不安だったり嫉妬だったり。
比べるのも可笑しいかもしれないけれど、私は「アデル、ブルーは熱い色」より好き。なぜか「私はロランス」を思い出した。
男がくそなのしかでてこない
ここ!というポイントは特にないけれど中盤からじわじわ泣きそうになった。
ラストは一緒に観に行った人に言わせればよく分からなくて不満だったらしいが、私的には余韻があっていい。二人はこうこうこうなりました!って言われるよりもあの終わり方がいいと思う。
見終わった後キャロルに恋して失恋までした気持ちになった。
音楽が感傷的でまた良かった。