どうして同性を好きになることは
ダメなことなんだろう。
誰かを好きになることで、
自分を責めなければならなくなるのはなぜだろう。
ケイト・ブランシェットの「Likewise」、なんて美しいんだろう、と思いました。
曖昧だったルーニー・マーラの
成長にドキッとして。
最初のシーンのバーテンダーさんの声がすごく耳に残る。
トンネルのシーン、映像と音の感じがすごく綺麗でした。
くるくる変わるキャロルのファッションに対してベーシックなテレーズの着こなし。
2人に起こった出来事の前後で、
印象や見方が全く変わる。
珍しいことでもなんでもないのだけど、これだけコントラストの強く変わる映画を久しぶりに観ました。それだけ女優さんの演技力がすごいということかもしれません。
もしかしたら観る人を選ぶかもしれませんが、美しさが全編に散りばめられた映画です。