げるにか

キャロルのげるにかのレビュー・感想・評価

キャロル(2015年製作の映画)
4.1
「自分の心に従って生きなければ人生は無意味」をジェンダー絡めると浮世は如何に息苦しいか。ロードムービーに於ける終着点はいつだって現実や絶望なのに女性の力強さや誇りによってポジティブに解釈出来るのはハッとした。

ケイト様演じるキャロルの自己都合で多少なり振り回されても寄り添い気付きを得て、自分から選択するまでに成長したテレーズはリアリズムへの道標だとも取れる。
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