えりみ

キャロルのえりみのレビュー・感想・評価

キャロル(2015年製作の映画)
4.1
アカデミー賞で映ったルーニー・マーラが
あまりに華奢で可愛らしかったので劇場へ

美術賞に主演、助演女優賞あげてもおかしくない出来。
今年の受賞作品はまだ公開してないやつ多いからアレやけど(^^;
男が言うのもなんやけど
うっとりしました~

1950年には生まれてないけど
当時の再現度は凄い!
「コブラ 」に出てきたような車がいっぱい出てくるけど本物?
百貨店の中のおもちゃとか
街並みなんかもどうしたんやろうか、
CGには見えへんねんけど。
高い喫煙率、
昼間からマティーニ、
いやはや大らかな時代ですねぇ(羨ま

パトリシア・ハイスミス原作の映画は
「ギリシャに消えた嘘 」を観た。
「リプリー 」もみたことあったけ。
監督は違うけどやっぱり同じにおいがするなぁ。
原作は曰くあり気で
どうも作者の体験が元ネタだとか
(町山さん情報)。
ケイト・ブランシェットの印象が
町山さんの意見とほぼ一緒デシタ(^^;
あまりレズビアンの話には見えず。

ルーニー・マーラ、
彼女は「ドラゴン・タトゥーの女」リスベットで初めて知った女優さんやから
あのイメージが強いけど
今回は真逆(」゚ロ゚)」
やっぱり眉毛って重要ナンやなぁと思いました(゚ー゚)

オンザ眉毛の前髪があんなに似合うのは
顔が小さいから?
台詞にもあったけどまさに
「天から落ちてきた人」ですわ。
ランチのメニューすら決められず
何でもyesていうてしまう人が、
自ら選んで初めてnoいう恋。
冒頭のシーンがもう一度繰り返されるのに
全然違ってみえるっていうの、
あれ凄いですねぇ。
知らぬ間に彼女たちの世界に入り込んでる感覚。

しかし
同性愛の話とまでは知っていたけど、
まさかベッドシーンがあったのは意外(; ゚ ロ゚)
さすがにケイト・ブランシェットは背中だけやったけど
(これがまた広い背中で、ますます男にみえる)。
そんでもって
後半から一気にケイト・ブランシェットがグイグイ捲ってくる!
さすがタイトルになってる女!!
ラストカットのあの目が印象的。
何を表しているのか?
私にはそれこそ
欲しいものが手に入った漢の目に見えた(-。-)y-~~~~



アイゼンハワー大統領が就任した年を知らず「時代設定は50年代?40年代?60年代?」と、そればっかり気になってた。
こういうの観ると
学生の時にちゃんと勉強しておくんやったといつも後悔する。
あと気になったのは
「モミの木、どうやって車内に押し込んだ(どうやって出した)?」と
「アビー、どんなスピードで移動したの( ゚ロ゚)、能力者?」
オッサンの戯言ですw
えりみ

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