映画好きのCarlっていう人

キャロルの映画好きのCarlっていう人のレビュー・感想・評価

キャロル(2015年製作の映画)
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めずらしくこの国では公開が遅かった。セリフが多いわけではないがこう上手く仕上がるのはあの時代では一般的に認められていない同性愛ならではだと思う。赤と青の色合いがとても綺麗で画面に見惚れた。さらにあの終わり方がいい。

うーん、まだ満足に読み込めないのもあるけどやっぱアート系はニガテだな。特に、ストーリー表情セリフカメラワークならまだ読み取れるけど色や小物は一回で見るのはキツい。ただでさえ英語聞き取るのに必死だこのやろー。
ヘテロセクシャル同士の恋愛だとあんなにセリフが少なくて演技だけで"憧れ"が恋に変わる過程を目指すのは難しいだろう。二人とも最初から同性愛者でいたわけではないが大っぴらにできないからこそ愛が深いことが見受けられる。
個人的に、同じ"多くを語らない美しさ"では「45 years」のが良かったかな…