R

キャロルのRのレビュー・感想・評価

キャロル(2015年製作の映画)
3.0
一児の母であるキャロルと、自分の意思がなく漫然と日々を過ごすテレーズ。
お互いパートナーはいるものの、うまくはいっていない。
2人はデパートで出会ってから、一緒に食事をとるようになって...という話。

運命的な出会いって、フィクションであってもあんまり入り込めないんだけど、ケイトブランシェットなら納得してしまう笑
テレーズの衣装も可愛かった。

西洋の男尊女卑は、「女は何も出来ないから男が全部やってあげる」っていう話を思い出した。
パートナーに悪いところがある訳でもないけど、2人ともパートナーの抑圧から逃れたかったのかな。
登場人物の視点で撮られているシーンが多かったが、どこを見ているかで気持ちがわかるのが良い。
R

R