このレビューはネタバレを含みます
パトリシア・ハイスミスのドキュメンタリー映画を観た後の鑑賞。
同性愛や不倫といったこの手のジャンルで皆幸せに終われる結末は珍しいように思えるが、そこはやはりキャロルが一枚上手だったということなのだろうか。
テレーズの趣味のカメラでの個人的なドキュメンタリーが後に新聞社でのジャーナリズムとして社会的な仕事へ繋がっていく。その転換が彼女らの自分らしく生きると決め一皮むける展開とリンクしているようにも感じられた。
何はともあれ二人とも美しすぎるし、百貨店のおもちゃ売場で働きたくなった。