ゆき

キャロルのゆきのレビュー・感想・評価

キャロル(2015年製作の映画)
4.0
観たときの年齢で目線が変わりそうな映画。こういうの映画は時を置いて何度か観たくなるやつだ。

冒頭のキャロルがテレーズに肩に手を置くシーンから事情がわかっていなくとも、そこには想いがつまったものであることをはっきりと感じる。
燃ゆる女の肖像もそうだけど、このタイプの作品は視線や動作でやられる。

個人的にはもう少し若い時に観てテレーズに寄り添ってみてみたかったかも。今はキャロルの気持ちもわかるし、テレーズの感情は過去に味わったことがある懐かしさを感じる。
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