衝撃を受けた作品だけど感想を書いていなかった。
この作品は、大学2年生の時、公開中の話題作ということで友人に誘われ新宿辺りの映画館へ観に行った。当時の私は、同性愛というのは崇高なるプラトニック・ラブだと信じて疑わなかった為、ベッドシーンがあることに衝撃を受け目を丸くした。見ちゃいけないものを見てしまったと言えばいいだろうか。これは抑制が効いていない不道徳な映画だと感じたように思う。
ただ、写真を撮るシーンは共感した。「美しさ」を、その「思い出」をあたためて近くに置いておきたいものなのだ。
車の中で流れている曲だったのか、車のシーンで流れていたのか忘れたが、どこか懐かしい感じの曲が忘れられない。あの曲のタイトルは一体何だったのだろうか…。
大学を卒業する頃、YouTubeで町山智浩の解説を偶然聞いたが、1950年代アメリカの時代背景なども含め大変興味深い内容だった。