警察官のスコットはウェイターのアリスにプロポーズすべく、お洒落なレストランに連れ出す。指輪を渡し、全てが順調に進んでいたが、内装工事を行っていた職人がバランスを崩し、その拍子にアリスの頭にネールガンを打ってしまう。
救急搬送されたアリスだったが、目先のお金に目がくらみ、保険に加入していなかったことから、手術を受けることができなかった。そんな時、ニュース番組で困っている人を助けているという議員の存在を知り、会いに行くのだが…
序盤はコメディー色が濃くて、頭に釘が刺さったことも笑えるような感じだったのが、途中から毛色が変わり、アメリカの医療制度問題を訴えるコミカル調ではあるもののシリアスな感じのお話に。結果中途半端な仕上がりになってしまったような…
テーマとしても、毎月の保険料の支払いよりも自分の利益を追求した結果、事故に遭って、お金がなく治療が出来ないから国に助けを求めるって、道理としてどうなのかと。そうならないように入るのが保険であって、まともに払っている人が損をする、そんなのはハッピーエンディングでも何でもない
