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世界にひとつのロマンティックのswansongのレビュー・感想・評価

4.7
笑いと感動、 そして目立たないけど全編をしっかりと貫いているヒューマニズム。
こういう映画が観たかった♪

「素晴らしき哉、 人生!」 「スミス都へ行く」 「或る夜の出来事」 「オペラハット」 …
もしもフランク・キャプラが今の時代に生きていたら、 こんな映画を撮ってるに違いないですね。

おまけにこの賑やかなキャスティング。

ジェシカ・ビール
→「ブレイド3」の弓矢の達人アビゲイル、

ジェイク・ギレンホール
→「スパイダーマンFFH」のミステリオ、

ジェイムズ・マースデン
→「X-MEN」シリーズのサイクロップス、

そして「絶対なる紫坊主」=サノスの父、 ジェイムズ・ブローリン!

まるで「裏アベンジャーズ」みたいなこの顔ぶれに加えて、 「スターウォーズ」シリーズからは BB-8 (ビル・ヘイダー)、 「スタートレック」シリーズからはヴァルカン人のサーヴィック大尉 (カースティ・アリー) も参戦♪

なかでも25歳のヒロインを堂々と演じきったジェシカ・ビールが素晴らしい。
この女優さん、 あい変わらず綺麗でセクスィですね~♪
(ところが調べてみたら、 この作品の撮影が行われたのは、 なんと2008年でした… )

おまけに劇中流れる楽曲も気が利いててイイなぁ。
カーティス・メイフィールドをこんな素敵な気持ちで聴かせてくれるなんて、 最高ですやん♪

12月の半ばにして、 「スワデミー・アワード2019」 の作品賞&主演女優賞の最有力候補の登場であります!


Songs

"AT LAST" Etta James

"BOOGIE SHOES"

Peter'Peas'McEvilley & J.Sabin feat. The PlaceMints & Jordana Malkoff

"MOVE ON UP" Curtis Mayfield



追記 )

「世界にひとつのロマンティック」のココがスゴい!

ロッテントマトの支持率、 驚異の9%!

公開初日の全米興業収入、 54万円!

'08年に始まった撮影は資金難のためクランクアップを待たずして中止され、 デヴィッド・O・ラッセル監督は途中降板を余儀なくされる。
なのにいつの間にか完成しちゃってたこの映画は、 撮影開始から11年の月日を経て今年めでたく本邦初公開 …

さすがは私がハマる映画やなぁ♪
みなさん、 私の「著しく偏った評価」には気をつけてくださいね。 (笑)
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