ショウジ

ストックホルムでワルツをのショウジのレビュー・感想・評価

ストックホルムでワルツを(2013年製作の映画)
3.4
主人公が欲しいものを力ずくで手に入れていく様子がまったくもっていけすかなかった…その過程で周りの人(特に娘)を悉く傷つけているのに、全然意に介してない…

音楽や歌は良いし、野心家で努力家なのもわかるけれど、全編通して主人公が「私を見て!!!」って感じなのがキツかった。まあ、ミュージシャンの伝記物大体こうなんだけど…あと、一番自分を見て欲しい、認めて欲しいのは父親っていうのも伝記物あるあるだよなあと思った。薬浸り、酒浸りになったり自殺未遂しちゃったりするのもあるある…
『ボヘミアン・ラプソディ』の5年前に作られている映画でもこうなんだから、今後もミュージシャンの伝記物ってこういう枠から抜け出せないのかも。
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