冒頭1秒から最後の1秒まで主人公に共感できなかったけど、それはわたしが凡人だからでしょう。
木のてっぺんにいる天才のことは、木に登ろうとも考えない凡人が理解できるわけがない。
60年代のモダンジャズ全盛期に、スウェーデンから現れ、英語ではなく母国語でジャズを歌ってスターになったモニカ・ゼタールンドの伝記映画。
思うに父と娘の物語だった気がします。
にしてもあんなに酒飲んでタバコ吸ってて歌えるものなんですね。
エラ・フィッツジェラルドに「この歌の気持ちわかって歌ってんの?」とかって言われるシーンがあったけど、それがいつも頭にあって、わざと荒んだ生活してるんじゃないのかとまで思ってしまう。そんなわけないか。
北欧デザインのおしゃれなインテリアやファッションも見どころ、とのことでしたが、まあそういわれてみれば…。