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コールド・バレット 凍てついた七月のHKのレビュー・感想・評価

3.3
これの原作は読んだかなあ…読んでる気もしたなあ…まあいいや。侵入者を射殺してしまう冒頭から引き込まれるが、それが発端となり、サム・シェパードによる復讐という名の嫌がらせに遭う、たとえば『ケープ・フィアー』(91)のような映画かと思いきや…。想像していた話と違う、どこに連れて行かれるのか予想の付かない展開、あるいは主人公は額縁屋という設定、そして決定的なのは、殺人を犯したことによる変身の恐怖。ということでこの作品はどうしてもパトリシア・ハイスミスを連想せずにはいられないのであった。俺はね。なもんでかなり好き。
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