香港警察と犯罪組織の抗争というハードボイルドな面を見せるポリスアクション。
もう50歳を超えているアンディ・ラウが体を張るアクションを見せていることからも、かなり気合の入りようが分かる。
とにかく熱い人物ばかりで、ドラマチックにしようと試みている。
ただ全編これが続くので緩急がまるでない。
ビル内でのアクションなどかなり緊張があるし、落下するアクションも迫力満点なのだが、終盤は銃撃アクションのみで物足りない。
特に「ヒート」の12分間の銃撃戦とまるで構成が一緒。
ここら辺が非常に惜しく、快作になり損ねた作品といえる。