このレビューはネタバレを含みます
イタリア版『キッズ・リターン』とも言えるボクサーとヤクザの友情物語なのだが、ずっとアダルトな世界を描いていて、ヤクザの度合いも激しかった。「まだはじまってもいねえよ」とはとてもじゃないけど言えない結末だった。
ボクシングの試合がイメージ的で、もっとじっくり試合を熱く描いて欲しかった。せっかくの見せ場だったのに、肩透かしをくったような気分だった。
ボクシングの八百長を仕組む時、なぜ友達が勝つ方に賭けないのか、そこがすごくひどいと思った。
二人の主人公が中年になって、肉体の変化が著しかった。