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山の手夫人 性愛の日々のにゃんにゃんのレビュー・感想・評価

山の手夫人 性愛の日々(1980年製作の映画)
3.4
小沼勝×大工原正泰、米田カメラ。日舞の家元の後妻になった志麻さんが義理の息子に迫られるお話、義理の息子のセフレ?が小川恵というナイスキャスティングなんだけれども、肝心の義理の息子が魅力ナッシングの大根役者なので全くときめかない悲哀。ときめく映画が観たいよー。新団地妻売春グループ13号館の影山英俊とか。鎌倉夫人童貞倶楽部の村国守平とか。赤線最後の日の風間杜夫とか。あんなふうにときめきたいよーーー。息子ったら後半に行くにつれ面白ストーカーみたいになってくし。志麻さん日舞の名取だから踊りは本当に見応えあり。小沼さんらしく耽美で芸術的で、大工原さんらしくエモめなとこもあるんだけど、でもやっぱし息子がキモくてときめかなくてダメだった。悪い映画じゃないし、むしろ美しいんだけれども、息子で0.5点はマイナス。しかし小川恵はやっぱり良かったからちょっと巻き返し。盲目な家元のオトナな魅力も素敵でした。息子だけがなー。
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