むうぴょんこ

キングスマンのむうぴょんこのレビュー・感想・評価

キングスマン(2015年製作の映画)
5.0
【中二病感満載の英国大好きな人にはたまらない・・・超B級スパイアクション!!】

みんな、お久しぶりぃ~!!

最近はソネットブログの方で勝手に盛り上がってて・・・FILMARKSを忘れてたぜぃ(笑)

まあ、それとちょい過去のFILMARKS事務局担当女性からのメール・・・

『あなたのレビューはくだらない内容しかなく子供しか対象にできない拙い文章であり、知的な大人を対象とする弊社メルマガにはふさわしくない為、掲載できません』

なぁ~んてちょいとカチンとくる事件もあったので・・・ちょいと捻くれてたってのもあるけどね(笑)

実は事務局には送付後、サイトにアップしたメル・ギブソン主演の『ガリポリ』と、その後にはインド映画の『ロボット』をメールに添付して送ったんだよね!!

あのレビューってかなり知識がない人じゃないと楽しめないレビューだと思うんだけど・・・

でもバッサリ、そう言われて切り捨てられたわけで・・・

でもその女性の意見は・・・

『メール添付文章を読まず、私が単独で暴走してサイトにアップした暴走レビューのみ読んだ』という注釈付きならば、もっともで正当な評価!!

なので客観的に見れば、事務局の判断は正しいのでこっちがムカつくのはお門違い!!

ま、彼女からも・・・むうちゃんの単独レビューは暴走しすぎだから仕方ないんじゃないの!?・・・って諭されたってのもあるしね(笑)

それでも紹介するからには楽しくないとダメじゃん??的に思っちゃう部分もあるけど・・・

広い世の中、人の感じ方はそれぞれって事で・・・

ま、いっかぁ~!!

あはは・・・ってな感じでキングスマンの紹介に行っちゃいましょっか!!


【キングスマンは・・・中二病作品だ!!】

えへへ・・・実は序文にはこの作品を視聴して感じた印象の全てが入ってるわけで・・・

要はあらゆる事象は人の見方によって180度、評価が違うこともあるって事を言いたくて・・・

なのであんな面白くもない、グダグダな愚痴満載の序文(笑)

実はね、視聴前は勝手にもっとジェイソンボーン的な本格スパイアクションだと思ってたんだけど、いざ視聴してみると・・・

まるで小・中学生が夢想してそうな中二病症満載のスパイアクション!!

そうは言ってもアクションのテンポは良いし、思いがけない展開が次から次へと襲ってくるので、”それなり”に面白いんだけど・・・

やっぱり根底に流れてるのは私たちが苦手な『キックアス』と同じ中二病感満載の展開(泣)

って、思ったのでちょいと調べてみたら、このキングスマンの監督であるMatthew Vaughn監督ってキックアスの監督だったんだねぇ~!!

通りで作風が似てるわけだ(笑)

そんな作風なので正直、まるで集中できずに、携帯片手に視聴し続ける彼女を放って何回もトイレに行ったり、ホタルに行ったりしたり??

まあ、でもオッと思ったのは、戦闘服が背広で彼らの本部が、背広の語源の一つである『SAVILE ROW(セイヴィル通り=街)』にある仕立て屋って事!!

いやぁ~・・・さすがイギリス!!

やっぱりスーツは本場の”背広”で作らなくちゃね(笑)

それとアメリカをちょこちょこ皮肉ってて・・・

敵役のSamuel Leroy Jacksonが正式なディナーとして出してくるのがマクドナルドのビックマックセット(笑)

要は・・・

『紳士でなく、マナーがなっていない野蛮な米国人ってこんなもんだ!!』

的な感じでオーバーに表現してるんだけど・・・

これが英国的に皮肉たっぷりってな感じで・・・

思わずあるあるある・・・的に大爆笑っ!!

それとさらに米国を馬鹿にしてるって大爆笑しちゃったのが・・・

敵役のSamuel Leroy Jacksonさんの部下の頭が爆発する時には英国的に荘厳なクラシック音楽がBGMに流れるんだけど・・・それが『威風堂々(Pomp and Circumstance)』の行進曲1番の中間部分である・・・

『希望と栄光の国(Land of Hope and Glory)』!!

【Youtube ”威風堂々(希望と栄光の国)”】
https://www.youtube.com/watch?v=vpEWpK_Dl7M

*希望と栄光の国は1:55から始まりますよぉ~!!

ほら映像を見てみると会場全体で大合唱!!

これからも分かるようにこの曲はUK国民から最も支持されている英国連邦国を称える曲で・・・

無茶苦茶で身勝手な迷惑行為を全世界で行う米国を、英国紳士が懲らしめるという皮肉にもなっているのです!!

作品中、吃音症の英国国王ジョージ六世でもあった、Colin Andrew Firth、CBEは・・・

紳士であるという事は出生や裕福は関係ない!!
紳士は心の持ち方でなるモノだ!!

的なことを再三言ってるけど・・・ホントにそうだよねっ!!

いつでも万民(特に女性やか弱き者)に対し真摯な態度で礼儀正しく、誇り高く、気高い紳士でありたい!!

そんな人として最高に格好良い姿を追い求め続ける英国人って・・・ホントに素晴らしいぞっ!!

だからこそやっぱり世界中で英国が一番好きなのです!!(笑)

あっ、因みにコリン・ファースさんは大英帝国勲章のCBEを叙勲されてるので・・・ローワン・アトキンソン、CBEと同じく英国騎士団コマンダー様であり、大英帝国勲位(爵位)を持っておられる貴族様でもあるので、お名前をお呼びする場合はお気を付けを~っ(笑)



内容はともかく・・・英国大好きな私達にはドンピシャの映画だったので・・・

星5つの満点!!


敵の頭が花火のように吹き飛んでいく凄惨なシーンなのに大爆笑してしまった迂闊な・・・むう達でした!!