スピーディーでわかりやすいストーリー展開やキレのあるアクションに加えて笑いありのちょっとグロもあって、007やM:Iなどとは一線を画すスパイ映画でした。シリーズ化されていて3作まで続いている。やはり人気あるのですね。
ロンドンの高級仕立て紳士服店が立ち並ぶサヴィル・ロウ通り。ここにある老舗テーラーの試着室が独立スパイ機関「キングスマン」本部への入り口。この設定にワクワクしてしまいます。
ちなみに、今や死語になりつつある「背広」の語源(サヴィル・ロウ→セビルロ→セビロ)は実際は諸説あるのだそう。定説だと思っていました。今だと「スーツ」が一般的だからどうでもいいネタですね。
キングスマンに所属するスパイの一員になるために少年少女が集まって命をかけた選抜試験をやらされるパートは小山ゆうの漫画『あずみ』みたいでけっこう好物です。
それと主人公が相棒犬として選んだパグに付けた「JB」という名前の由来が007でなくボーンでもなく24hだったところが笑えました。
パート2以降は観ていないので続きを観るのが楽しみです。