VunnyFunk

キングスマンのVunnyFunkのネタバレレビュー・内容・結末

キングスマン(2015年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

ベタだー!
王道少年漫画みたいだー!

予告を観た際は「キック・アス」みたいなコミカル作品かなと思ってました。
スーツ着た紳士ヒーローが暴れまくるみたいな。
全然違いましたね。
と言うか、マシュー・ヴォーンって「レイヤー・ケーキ」とかも監督だったんですね。
鑑賞した時に一度調べたはずだったんですが、サッパリ忘れてました。
知識不足です。

閑話休題、王道中の王道です。
・正義に死んだ主人公の父親
・その父親と同じように期待して育ててくれた師
・嫌味ったらしいライバル
・主人公を信頼してくれるヒロイン(と言うか同僚)
・完璧なフォローをしてくれる師の同僚
・サイコでカリスマ性を持ち合わせた敵とめちゃくちゃ強いその部下
キャラクターだけ見てもめちゃくちゃベタ。
そこに、「これから起こるパニックを止める」ストーリーも絡まったら、王道過ぎて震えてしまいます。

伏線の処理に関しても王道。
ラストのパブのシーンなんて鑑賞者が全員ベタな展開を期待して、ちゃんとその通り落としてくれた事に胸を撫で下ろしたと思います。

奇を衒った設定も好きなのですが、これに関しては気持ちが良いくらいベタに運んでくれて良かったです。
アクションシーンも目が離せないようなダイナミックさがあります。

ベタって前提で見れば最高に楽しめる作品でした。
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