エレキング

ゴジラ キング・オブ・モンスターズのエレキングのネタバレレビュー・内容・結末

1.0

このレビューはネタバレを含みます

酷い映画だった。
ギャレス・エドワーズのゴジラが良かっただけに、期待を裏切られた感がハンパない。
おそらく、日本の『ゴジラ ファイナル・ウォーズ』が元ネタではないかと思う。ファイナルウォーズも酷かったが。

宿敵を遂に下し瓦礫の上に立つゴジラの元に、ムートー、ベヒモス、スキュラ、メトシェラら世界各地のタイタンたちや生き延びていたラドンがゴジラを取り囲むように集結する。そしてラドンを初めとしたタイタンたちは、偽りの王であるギドラを倒したゴジラを真の怪獣王と崇めるが如く、次々とゴジラにひれ伏していく。マークとマディソンらが見守る中、タイタンたちがひれ伏したキング・オブ・モンスターズ/怪獣王・ゴジラの咆哮が辺りにこだました。

最後、怪獣共がゴジラの周りに集まってきて跪く。
オレは一体なにを見せられてるんだ?
こんなの怪獣映画じゃねぇ!
怪獣に人間の所作を持ち込むな!
他のハリウッドゴジラやキングコングは好きなんだけどなぁ。
あ、エメゴジはイマイチだったな。ただ、ゴジラマイナスワン冒頭の呉爾羅は、エメゴジやジュラシック・パークのTレックスぽかったな。

批評
メディア、批評家からの評価は総じて芳しくなかった。バトルシーンについては評価されたものの人間ドラマについての苦言が多く見られ、低評価が続出した。CNNは「入場料に見合うようなものはモンスターらの乱闘くらいなもので刺激的というよりは無感覚に陥らせるようなものだった」、サンフランシスコクロニクルは「この映画が提供するささやかな楽しみは、小さくて断続的なものに過ぎない」と評価した。
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