加登魁修カドカイシュウ

ゴジラ キング・オブ・モンスターズの加登魁修カドカイシュウのレビュー・感想・評価

3.0
初めてモスラの強さを知ることができました!それ以上なにか言うことがあろうか・・

前回のゴジラは怪獣映画ではなく、災害映画のように感じましたが、今回はド直球の怪獣映画でした!!
芹沢博士、前回はGODZILLAを正しくゴジラと発音する係の人でしたが、今回はちゃんと芹沢ってました(芹沢博士を演じているのはハズキルーペなので、ゴジラがハズキルーペを踏むも・・壊れていない!!っちゅーシーンを期待したのですが、そんなものはなかったです)。

昭和ゴジラは恐怖の象徴として現れるも、徐々にどんぐり眼になっていき、いつの間にやら人類の完璧な味方に、僕らのヒーローに、荒唐無稽に。それがいけないっちゅーわけではなく、それはそれで楽しく、怪獣プロレスを堪能させて頂くも。恐怖の象徴だったゴジラは何処へと・・少し虚しさもあり。
平成ゴジラは、あの頃の、恐怖の象徴だったゴジラをもう一度!と試み、発達途上のCGとお家芸の着ぐるみでもって荒唐無稽ではなく、リアルなゴジラを!!と頑張ってはいたけど、やはり着ぐるみベースっちゅーのは限界があって、リアルにしていけばしていくほどハレーションが起き。
そして時代は令和に。令和のゴジラならぬアメリカへ渡ったGODZILLAは、昭和と平成の良いとこ取りでかつ、至らぬ点すらも補完してしまう・・・これぞキング!!

しかーし!!破壊描写が超破壊描写過ぎて、浮世離れ甚だしくって、現実的な恐怖はなかったです。そこは日本のゴジラ担っていくんでしょうね・・

GODZILLAもゴジラもどっちも大好き!!