このレビューはネタバレを含みます
めちゃくちゃ良い。
若き虹郎が堪能できる。
芋っぽい青臭い青年もできるのね。さすが。
2人の会話の間がすごく良い。
あずさの計り知れない孤独を思うと心臓がギュッてなる。
中盤のセリフの「人は理由もなく死ぬでしょ。病気や事故や戦争で。生まれた理由だって消える理由だって選べないの」これが全ての答えかなって思った。
死ぬよりも忘れさられることの方が辛い。
存在していたことを無かったことにされたらどう思うのか。
見えているはずなのに、認識出来てないことがたくさんあることを訴えたかったのかな。