緩やかさ

でーれーガールズの緩やかさのレビュー・感想・評価

でーれーガールズ(2015年製作の映画)
3.3
ホリプロさんがメインで出資して製作しているので出演者とか音楽とかほぼ全部ホリプロの人かホリプロ関係者。

そういうのってたいていあれだけど、この作品は良いと思う場面がたくさんありました。

足立梨花さん、不治の病の高校1年生の役には全く見えないけど、ほんとに綺麗過ぎて、、ホリプロさんがお金出して映画作っちゃうのもわかる。

原作小説があり、山口百恵さんが引退した1980年が舞台だけど時代考証は大甘。美術とかセリフの言い回しとか。

自分だったら一個一個気になっちゃって気になっちゃて商業規模の映画とか作れないだろうなー。
全然作る立場にないけど笑


大九明子監督の演出って漫画家の二ノ宮知子先生っぽいから好きなのかなと思った。なんか雰囲気似てる。

2014年に撮ってるからこの時大九監督45歳くらい。

エンタメに振り切ってないし、お笑い要素もない、原作の原田マハさんとはひと世代違うし、やらされ仕事(お試し的な)なのかもしれないけど、、
まあFilmarksの平均スコアも納得な惜しい出来。

いや、このあとの監督作の快進撃を見るとほんとにお試し期間成功だったのかも。
(ほぼホリプロか吉本興業だけど)

この2年後に超ウルトラスーパー大傑作「勝手にふるえてろ」を撮るなんて、、大九監督どんだけ伸びしろあるんだーーー!
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