人生のなかでどんなに悩んで迷って苦しんでいても、分からないものがあります。
それは、「恋」です。
この映画には恋する2人が相思相愛にもかかわらず、気持ちを伝えられずに時を過ごしてしまいます。12年という長い時間「あと1センチの恋」を続けた2人は誰よりも愛する気持ちを持っていると感じました。
私にも同じことを経験したことがあります。
もしもこの気持ちを伝えたら、会えなくかもしれない。あるいは、その人だけを愛する自分を認めたくない。
でも映画を観て、どんなに人に運命があっても、自ら行動を起こして気持ちを伝えなければ、運命は動かないんだと思いました。
そしてこの2人は私にとって、今年一番のベストカップルでした!
ロージー役の「リリー・コリンズ」
は可憐さを持っていると思いきや、大人っぽい目をして、キリッと表情を変えるところが素敵でした!キュートさも、どこか悲しげな雰囲気も、全てがロージーでした!
そしてアレックス役の「サム・クラフリン」は調べてみるとリリー・コリンズよりも年下の方なのにとても男らしく、でもロージーを見るときだけは、悲しそうな表情を見せる表現が心撃たれました。これからも期待したい俳優さんです!
シネマート六本木にて、試写会に参加させていただき、ありがとうございました!映画好きの皆さんとまたお会いできますように!
そして「あと1センチの恋」をしている世界の恋する人々が、その想いを届けられますように…。