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あと1センチの恋のshellyのレビュー・感想・評価

あと1センチの恋(2014年製作の映画)
5.0
人生のなかでどんなに悩んで迷って苦しんでいても、分からないものがあります。

それは、「恋」です。

この映画には恋する2人が相思相愛にもかかわらず、気持ちを伝えられずに時を過ごしてしまいます。12年という長い時間「あと1センチの恋」を続けた2人は誰よりも愛する気持ちを持っていると感じました。

私にも同じことを経験したことがあります。
もしもこの気持ちを伝えたら、会えなくかもしれない。あるいは、その人だけを愛する自分を認めたくない。
でも映画を観て、どんなに人に運命があっても、自ら行動を起こして気持ちを伝えなければ、運命は動かないんだと思いました。

そしてこの2人は私にとって、今年一番のベストカップルでした!

ロージー役の「リリー・コリンズ」
は可憐さを持っていると思いきや、大人っぽい目をして、キリッと表情を変えるところが素敵でした!キュートさも、どこか悲しげな雰囲気も、全てがロージーでした!

そしてアレックス役の「サム・クラフリン」は調べてみるとリリー・コリンズよりも年下の方なのにとても男らしく、でもロージーを見るときだけは、悲しそうな表情を見せる表現が心撃たれました。これからも期待したい俳優さんです!

シネマート六本木にて、試写会に参加させていただき、ありがとうございました!映画好きの皆さんとまたお会いできますように!

そして「あと1センチの恋」をしている世界の恋する人々が、その想いを届けられますように…。
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