ジェイソン・ライトマン監督の新作♪
インターネット社会に生きるティーンエイジャーとその親たちを群像的に描き、その問題を提示する
今の時代、身近になりすぎて、映画としてはとても小さな世界なんですけど、身近だからこそ見えない危うさは確かにあって、それを私達が見失ってしまう前に、こういう映画はもっと生まれるべきだと思う
コンピューターの音声のようなナレーション
ライトマン監督の視線は、どこまでも客観的だ
“つながる”って何なんだ
僕たち私たちは、もっともっと触れ合いたいんだ
目と目が合う
手と手が触れ合う
その温もりを、忘れてはいないだろうか・・・と
ストーリーは平坦で、クライマックスもなければ、見せ場もなく、ネット社会の日常が、やや性的過剰に展開されます
その「つながりたい」という人肌に対する欲求がそう表現されたんだと、私はあえて前向きに捉えてるんですけど、人によっては、「だから何なんだ!?」となるかもしれません
アダム・サンドラーの抑えた感じがとてもよかったです
やってることは、いつもと変わらないんですけどねwww
この広がった世界で
この複雑な世界で
自分の感情を、居場所を
どう、コントロールしていくのか
見えないから余計に傷つく
見えないから余計に傷つける
でも
見えないからこそ、本音を出せることだってある
若者が多く出てきますが、意外とこれは大人たちに向けたメッセージなのかもしれません
そんな気がしました