kotomi

ステイ・コネクテッド つながりたい僕らの世界のkotomiのレビュー・感想・評価

4.1
なかなかの苦しさ。
やっぱりこの監督、個人的には好きたんだよなぁ。。
人の感情を表情できちんと時間をとって画にしてくれる。そういう意味でも、俳優たちもすごい。いつも脇役だけど、味がすごい人たちばかりだし(名脇役ほど実力あるって思ってる)引き込まれる。

日常的な描写と、宇宙から客観的な描写。
とてつもなくちっぽけに見えるが、問題は一つ一つ根深い。
そして、大人子供隔てなく、間違いや悩みを上手く表現している。

時代はどんどん変わって、私が学生の時に使っていた感覚のSNSとはまた違ってきている。
「現実が1番、ネットは危ない、誹謗中傷で溢れ返り、感情のままな人が多い」という感覚も、裏を返せば「人にも言えないような自分の内を吐き出せる、素直になれる場所」ということにもなるのかもしれない。
悪い、悪くないという判断ではなく、どう使うかということが重要なので、考え方を凝り固めないように柔軟にいきたい。


そして、“唯一の故郷を”大切にすること、、その大切にする方法も、この映画はヒントが沢山。


不協和音という、調和。
kotomi

kotomi